URLとは?初心者にも分かりやすく仕組み・使い方・種類を解説!

1. URLとは?簡単に説明すると…
URLとは、「Uniform Resource Locator(ユニフォーム・リソース・ロケーター)」の略で、インターネット上にある情報の住所のようなものです。
たとえば、あなたが今読んでいるこの記事にもURLがあり、それをクリックすれば誰でもこのページにたどり着けます。
つまりURLとは、「ウェブ上の情報の場所を特定するための文字列全体」のことです。
2. URLの基本構造|各部分の名称と役割
各部分の意味
パーツ名 | 例 | 説明 |
---|---|---|
スキーム(プロトコル) | https | 通信の種類(http/httpsなど) |
ホスト名(ドメイン) | www.example.com | サイトの住所 |
パス | /blog/article1 | サイト内のページの場所 |
クエリ(パラメータ) | ?ref=google | 追加情報(検索元など) |
それぞれの意味を理解しておくと、ウェブ制作やブログ運営にも役立ちます。
3. URLの種類とは?httpとhttpsの違いも解説
httpとhttpsがある
• http → 暗号化されていない通信
• https → SSL/TLSで暗号化された通信(安全)
今はほとんどのサイトが https を使っています。Googleも「https化されたサイトを評価する」と明言しており、信頼性の証ともいえます。
相対URLと絶対URL
• 絶対URL:https://example.com/page1.html
• 相対URL:/page1.html (https://example.comの部分がありません)
相対URLは同じサイト内で使われ、記事から記事へリンクする際に使用します。
この記事でも下記にWordPressブログの書き方のリンクを貼っていますが、URLは相対URL(/colum/how-to-url/)を使ってます。全部を書く必要がなく省略されて便利です。検索エンジンにも評価され上位表示されやすくなります。
4. URLの使い方|知っておきたい基礎知識
• ブラウザのアドレスバーに入力して直接アクセス
• リンクとして貼ることで、他人に共有
• QRコードに変換してスマホで読み取る
• SNSやメールでも簡単に送れる
また、URLをコピー・短縮して使うことで、見た目をスマートにすることもできます。
5. URLとリンクの違いとは?
混同しがちですが、実はこの2つには違いがあります。
• URL:ウェブページの住所(テキスト)
• リンク:URLにクリックできるよう機能を持たせたもの
つまり、リンクの中にURLが「埋め込まれている」と考えればOKです。
6.スマホでURLをコピー・共有する方法【手順】
iPhone編(Safari)
1. ページを開いた状態で画面下の「共有ボタン」をタップ
2. 「リンクをコピー」または「LINEで送信」などを選ぶ
Android編(Chrome)
1. 右上の「︙」をタップ
2. 「リンクをコピー」や「共有」を選択
3. 任意のアプリに貼り付け or シェア
→ スマホ世代にはとても需要のある情報です!
7.SEOに強いURLの作り方【記事を更新するとき】
SEO的に理想のURL構造とは?
Googleが推奨しているURLの作り方には、以下のポイントがあります。
• 英語の単語で簡潔に(日本語URLは避ける)
• 意味のある語を使う(/about、/contact など)
• 記号を減らす(?id=よりも/about-us/が好ましい)
• 短く、覚えやすい
例:悪い vs 良いURL
悪い例 | 良い例 |
---|---|
https://example.com/page?id=12345 | https://example.com/contact |
https://abc.com/カテゴリー名(日本語) | https://abc.com/category-name |
WordPressではブログを新しく書くときに、記事ごとにパーマリンク(ある特定のページや記事に割り当てられた固定URL)を設定する必要があります。そちらの際に参考にしてください。
8.URLが表示されない場合と対処法
URLが見えない…その理由とは?
スマホやパソコンを使っていて「URLが表示されない」と感じたことはありませんか?実は、これは設定や画面の仕様によるもので、端末によっても異なります。
原因 | 対処法 |
---|---|
アドレスバーが設定で隠れている | ブラウザの設定から表示設定に変えます |
URLが短縮されている | 長押しや右クリックで「リンクのアドレスをコピー」で確認。全部をコピーできます。 |
アプリ内ブラウザで開いている | 「Safariで開く」「Chromeで開く」で外部ブラウザに切り替え |
URLの表示が設定でオフ | ブラウザの設定で「完全なURLを表示」に変更(PC) |
9. 安全なURLの見分け方・注意点
最近はフィッシング詐欺なども多いため、怪しいURLに注意が必要です。
チェックポイント:
• https:// で始まっているか(暗号化されているか)
• ドメイン名が公式と一致しているか(例:amazon.co.jp)
• 意味不明な文字列や記号が多すぎないか
10.URLパラメータとは?意味と注意点【広告運営者向け】
urlパラメータ
たまに見かけるこのようなURL:
https://example.com/search?q=url
この「?q=urlとは」の部分をパラメータと呼びます。
主な使い方
• 広告キャンペーンの追跡(例:utm_source=)
この使い方が多数です。
どの広告がクリックあったか追跡する事が出来ます。
• ページごとの状態を区別する(例:?page=2)
広告キャンペーンのパラメータ作成ツールはこちらが便利です。【Campaign URL Builder】
パラメータ付きURLの使用時の注意点
• 同じ内容なのに、別のページだと勘違いされることがある
→ たとえば「/page」と「/page?ref=twitter」が、見た目は同じでも別ページ扱いになる。
• 検索順位が分散する原因になる
→ どっちのURLをGoogleが優先するか迷って、評価が割れてしまう。
• 対策はカンタン!
→ 本当に見せたいURLを「これが本物です」と伝えるには:
• HTMLに<link rel=”canonical”>タグを書く
• Googleサーチコンソールで「パラメータの設定」を行う
11. まとめ|URLの意味を正しく理解して、安全に使おう
URLは、インターネットの世界での「住所」のような存在。
その構造や種類、使い方を知ることで、日常的にウェブをもっと安全・便利に使えるようになります。
色々と書いましたが、初心者の方でも、この記事を通して「URLってこういうことなんだ」と少しでも理解が深まればこの記事を書いたかいがあります。

