COLUM初心者でもプロっぽく!動画撮影で失敗しない照明の当て方・配置ガイド【自然光も活かした自撮り方法】

初心者でもプロっぽく!動画撮影で失敗しない照明の当て方・配置ガイド【自然光も活かした自撮り方法】

プロっぽく動画撮影 自撮りイメージ

1. はじめに|動画撮影で「照明」が重要な理由とは?

初めて動画を撮るとき、多くの人がカメラやマイクには気を使うけど、意外と照明を軽視しがちです。
しかし実は「照明」こそ、プロっぽい映像に仕上げる最大のポイント。暗かったり、影が強すぎたりすると、どんなに高性能なカメラでも素人っぽく見えてしまいます。
逆に、照明がうまく当たっていれば、スマホ撮影でもぐっとクオリティが上がります。特に顔に均一な光が当たると、肌がきれいに見え、目も輝いて見えるため、印象が一気に良くなります。

2. ソフトボックス照明とは?初心者におすすめな理由

ソフトボックスとは、光を拡散させるための大きな四角形または円形の照明機材です。
柔らかく自然な光を作り出すため、顔に極端な影ができにくくなります。初心者にもおすすめな理由は、「失敗しにくい」から。
直線的で強い光だと、影が濃くなり顔の凹凸が目立ってしまうことがありますが、ソフトボックスを使えば簡単にふんわり明るい映像が撮れるのです。

3. 動画撮影での理想的な「光の向き」と「距離」

理想的な光の向きは、真正面よりもやや斜め45度くらいから顔に当てる形です。
真正面から当てると、顔が平坦に見えがちなので、少し角度をつけることで立体感が生まれます。

また距離も重要。ライトを近づけすぎると眩しくなり、肌が白飛びしてしまうことも。目安としては、顔からソフトボックスまで「腕を伸ばして指先が触れるか触れないか」くらいの距離がベストです。

4. 窓からの自然光を活かす撮影方法

自然光はとても美しい光源です。ただし時間帯によって明るさや色味が変わるので注意が必要です。
おすすめは、午前中のやわらかい光や、曇りの日の安定した光。

窓からの自然光だけで撮影する場合は、カーテンを薄くして、光を拡散させると柔らかい印象になります。それでも暗い場合は、ソフトボックスで補助しましょう。自然光+人工光のハイブリッドが一番きれいに撮れます。

5. 窓に向かう vs 窓を背にする|ベストな立ち位置はどっち?

基本は”窓に向かって”立つほうが良いです。窓の光が正面から当たることで顔が明るくなり、きれいに写ります。逆に”窓を背にすると”逆光になり、顔が暗くなったり、背景が白飛びしてしまうこともあります。

窓に向かい、その前にカメラとライトを配置する。これが一番失敗しにくい立ち位置です!

6. ソフトボックスの置き方|45度配置の黄金ルール

ソフトボックスは、自分の正面ではなく「斜め45度の位置」に置くのが基本です。

カメラのレンズ位置より少し高め

斜め45度から顔に向かって当てる


これだけで、顔に自然な陰影が生まれ、立体感と明るさが両立できます。さらにもう1灯用意できるなら、反対側に弱めのライトを置いて影を和らげると、さらにプロっぽくなります。

7. 照明の「色温度」は何K(ケルビン)に設定すべきか?

照明には”色温度”という設定があります。これを意識すると映像の雰囲気が大きく変わります。

白っぽい光:5500K(昼光色)

やや暖かい光:3200K(電球色)


普通のYouTube撮影やインタビューなら、5500K前後の白い光がおすすめ。肌が自然に明るく見え、爽やかな印象になります。

ソフトボックスの色温度が調整できる場合は、部屋の天井照明の色と揃えるか、完全に白に統一するときれいに仕上がります。

8. 天井のライトは使う?消す?プロが教える正しい使い方

天井のライトは基本「消す」か「補助的に使う」か、どちらかです。

家庭用の天井ライトは、黄色がかっていたり、方向がバラバラだったりするので、メイン光源として使うと色が濁りがちです。撮影用のライト(ソフトボックス)をメインにして、天井のライトは必要に応じて足す、くらいがベスト。

特に顔に黄ばみが出てしまう場合は、天井照明は思い切って消してしまいましょう。

9. より自然に、綺麗に撮るためのワンポイントテクニック

  • レフ板や白い紙を使って顔の影を和らげる
  • 壁に光を当てて、間接照明的に使う(バウンス)
  • 照明を顔の少し上から当てて、目にキャッチライト(光の反射)を入れる


ちょっとした工夫で、仕上がりがぐんとレベルアップします。特に白いレフ板(なければ白い段ボールでもOK)は、簡単に影を減らせるので初心者におすすめです!

10. まとめ|自然光+照明でプロっぽい動画を簡単に撮ろう

初心者でも、照明の基本を押さえれば、誰でもプロっぽい動画が撮れます。

窓に向かって立つ

ソフトボックスを斜め45度から当てる

色温度を整える


この3つを意識するだけで、劇的に映像がきれいになります。自然光を活かしながら、ソフトボックスで足りない分を補う。これが王道のやり方です。

最初は難しく感じるかもしれませんが、何回か試してみるうちに必ずコツがつかめます。ぜひあなたも、素敵な動画撮影にチャレンジしてみてくださいね!


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